こんにちは、ぞうママです。
保育園の役員の仕事の集大成とも言える仕事のひとつに、卒園アルバムの作成があります。

子供たちだけでなく、親や先生たちの思い出にもなる大切なアルバムですので、みんなに喜んでもらえるアルバムを作りたいですよね。
この記事では、卒園アルバムを完全自作する方法をお伝えします。
筆者は、印刷のみ業者(しまうまプリントフォトブック)を使用し、それ以外はすべて画像加工して手作りでアルバムを作りました。

アルバムを自作するなんて、難しい作業が必要なんじゃない?と心配されている方もいるかもしれません。
筆者のスペックは下記の通りです。
- 事務職会社員
- エクセルやワードは使える
- デザイン経験なし
- スマホの画像加工はわりと好き
- 結婚式でペーパーアイテムを自作した
どうでしょうか、わりと当てはまる人が多いのではないでしょうか。
デザイン経験がある人なら、筆者よりも効率よく、見栄えも良いアルバムが作れるはずです!

筆者のスペックに当てはまらない人でも、以下の項目に当てはまれば、アルバムを手作りすることは苦にならないのでは?と思います。
向いている人
・画像加工が好き
・作成時間がある
・低コストで作りたい
一方で、次のような方は自作せずに、プロの業者に頼む方が、満足度が高いアルバムが作れると思います。
避けた方がいい人
・作成時間が取れない
・完成度や製本にこだわりがある
・プロの手を借りたい
・予算に余裕がある
自作の卒園アルバムは、業者におまかせせず、一からアルバムを作る方法になりますので、写真の選定からレイアウト、ページの装飾から印刷にいたるまで、すべての工程を決定・作成する必要があります。

そのため、作成時間の確保や、他の役員との打ち合わせの時間が取れない人には、ハードルが高いかもしれません。
しかし、業者におまかせして作成する場合でも、業者との打ち合わせや様々な決定事項、確認事項がありますので、短時間で作れるわけではありません。
業者を使う、使わないどちらの場合においても、早めに取り掛かることは大切なことです。
業者にお願いする場合は、業者の指示する納期が決められているので、必ず納期を守る必要があります。
逆に、短期間で集中してアルバムを作りたい人には、自作する方が効率が良いといえるかもしれませんね。
プロの手を借りたい!アルバム制作のオススメ業者はこちら
アルバム制作の準備段階。決めなければいけない事
それでは、アルバム制作における実際の流れや作り方をレクチャーします。
製作に入る前に、予め検討しておくことがたくさんありますので、先に役員同士で話し合いましょう。
予算を決めよう
業者にお任せするアルバムよりも低コストで作成できる手作りアルバムですが、あらかじめ1冊当たりの予算の確認やかかる費用についての計算は必須になります。
まず、筆者が使用したしまうまフォトブックを使用してアルバムを作成した場合の費用です。
しまうまフォトブックは、文庫本サイズからA4サイズまで、4サイズから大きさを選べます。

せっかくの卒園アルバムですので、サイズは一番大きいA4サイズがオススメですよ。
見開きページもダイナミックに使えますので、クラス全員の写真を使用する場合でも顔がはっきりわかります。
余談ですが、上記の画像は2月上旬に確認したホームページです。
注文が多いのか、配送に時間がかかっているようですので、完成までの日にちには注意するようにしてください。
アルバムの構成やページ数を検討しよう
しまうまフォトブックは、製本の仕上がりとページ数によって金額が異なるため、予算に応じて仕様を決定しましょう。
ページ数は、指定範囲内であれば増減可能です。

筆者の園では、各家庭用のアルバムと、園への贈呈用のアルバムとで、ページ数はそのまま、仕上がりを変えました。
- 家庭用…仕上がりライト、36ページ
- 贈呈用…仕上がりスタンダード、36ページ

それぞれに送料はかかってしまいますが、お世話になった園へ贈呈するプレゼントですので、写真専用光沢紙で印刷されるスタンダードタイプを選びました。
時期によっては、しまうまフォトブックの公式LINEでクーポンが配信されることもあります。
あらかじめお友達登録しておくことをオススメします。

結果的に、家庭用のアルバムは1冊あたり1,300円強(送料込み、クーポン利用)になりました。
なお、贈呈用のアルバムは保護者会費から作成しております。
アルバム制作業者の同じようなプランだと、ライト仕上げ36ページで2,950円と、1,000円以上高くなります。
もちろん、プロの製本ですので、素人製本よりもデザインや見栄えなどは勝ります。
お金をかけなくても、カジュアルなアルバムが欲しい、自分たちでコスパよく作りたい、という方には、自作アルバムがオススメです。
ページ数とページ内容を精査しよう
さて、ページ数を決めても、ページ数が十分なのか、不足するのか検討する必要があります。

一般的な卒園アルバムの内容を見てみましょう。
- 表紙
- 扉ページ
- 園児の個人ページ
- 行事ページ
- 職員紹介ページ
上記5項目は、必須といっても過言ではないページです。
これをベースに、それぞれ何ページ必要か考えてみましょう。
表紙ページと扉ページ
まず、表紙と扉ページはそれぞれ1枚ずつ必要になります。

筆者は、保育園の建物の写真を撮影させてもらい、それを加工して使用しました。
個人ページ
次に園児の個人ページです。
筆者の園は年長1クラスで園児数は25人ほどでしたので、個人ページは1人1ページで作成しました。
規模の大きい園では、個人ページだけで50ページ、なんてことも出てきてしまうかもしれません。
その場合は、2人や3人で1ページを使う仕様にしても問題ないと思います。
内容としては、保育園での思い出や、将来の夢、担任の先生へのメッセージを書いてもらいました。

各家庭で自由に装飾してもらったので、色々な個性が出て良いページに仕上がったと自負しています。
行事ページ
行事ページについても検討が必要なページです。
すべての行事を盛り込むのか、大きい行事にしぼって掲載するか、また、年長1年間の写真にするか、年少からの3年間にするのか、行事ページの選定は個人ページよりも難しい選択かもしれません。

筆者は、コロナ禍で行事も縮小され、園で撮影した集合写真以外に写真がなかったため、集合写真を集めただけのページになってしまいました。
写真に写っているメンバーに偏りがあってもいけないので、どのような写真を使用するかも、考えるべき事柄になりますね。
職員紹介ページ
職員紹介ページは、職員数が多い園の場合はどこまでの先生を掲載範囲にするか検討する必要があるかもしれません。
筆者は、見開き2ページで職員の写真・名前の下に、一言ずつメッセージを加えました。
メッセージを読んだ先生方からもおおむね好評で、喜んでもらえましたよ。

ただ、あまり交流の少ない先生のメッセージは難しく、当たり障りのないものになってしまう可能性もあるので注意が必要です。
いかがでしょうか、ページ数は当初の検討と違ってないでしょうか?
予算の増減やページの増減など、役員間で調整して決定する必要があります。
役員それぞれで、考えているアルバムの方向性が違っていると、構成も変わってしまいますので、注意して進めていきましょう。
最終的に、筆者の作成したアルバム構成は、上記のアルバムの基本内容に加えて次のようなページを追加しました。
【追加】赤ちゃん時代と現在の比較のページ

これは全園児の一覧(名簿)も兼ねました。
生まれた時から仲が良くない限り、赤ちゃん時代のお友達の写真を見る機会は少ないでしょう。
自分の子供でも、改めて赤ちゃん時代と比較することで成長を感じられると思います。
赤ちゃん時代と現在を横並びにして全員分を見開き2ページでまとめました。
【追加】家庭での様子やお友達と写っている写真
筆者が作成した年は、コロナ禍であったため、園行事が縮小されてしまい、行事ページの写真は集合写真だけになってしまいました。
そこで、普段の子供たちの様子をページとして挿入しようと思い、各家庭にプライベートの写真をお願いしました。

お休みの日にお友達や家族と遊んでいる写真を、各家庭数枚ずつ提出してもらい、6ページほどでまとめました。
人数の少ない園だからこそ出来るページですが、子供たちがお家で楽しんでいる様子がわかる良いページになったと思います。
アルバムの構成を決定することで、最終的な必要ページ数が決まってきます。
予算内におさまっていれば、実際の作業に進みましょう。
写真を集めよう
ここからは、各家庭にお願いする写真の集め方についてレクチャーします。
現像した写真をもらう?データでもらう?提出方法は?
ひとつずつ解説します。
どんな写真が欲しいか伝える
アルバムで使用する写真は、構成が決まってから各家庭にお願いしましょう。
ざっくりでいいので、どんな雰囲気の写真が欲しいのか伝えると、他の保護者も写真を選びやすいと思います。
筆者の失敗談は、複数回に分けて写真の提出をお願いしてしまったことです。

後からページを増やした影響で、後日「追加でこういう写真が欲しい」とお願いしてしまい、各家庭の負担になってしまったかもしれませんでした。
この失敗を避けるために、ある程度のページ構成やイメージが決まってから写真の提出をお願いした方が、何度もやり取りする手間は省けます。
写真を提出してもらう方法
さて、写真を提出してもらう方法ですが、データでもらうか、現像した写真をもらうか、受け渡し方法にも注意が必要です。

写真データをもらう場合は、共有フォルダを作成して、直接フォルダに保存してもらうのが、作業者としては楽な方法になります。
それが難しい場合は、LINE、SNSを通して作業者にデータ送付、作業者自身でデータを作業用フォルダに保存するのが、第二案です。
各家庭にとっては、LINEで作業者に送った方が楽ですが、作業者側はデータの保存と整理が必要になるため、ちょっと手間がかかります。

筆者は、可能な方にはGoogleドライブに直接保存してもらい、それが難しい方にはLINEグループ上でアルバムを作成してもらい、そこから保存しました。
現像した写真をもらう方法は、一番わかりやすい半面、写真を現像する料金がかかる点と、もらった写真をスキャンして保存、さらにそれを保護者へ返すため、時間がかかる方法です。
現像した写真を利用して、コラージュすることをコンセプトとしたアルバムであればいいのですが、筆者の作ったアルバムはデータを加工してページを作成したので、現物よりデータの方がありがたかったです。

写真の提出に関するお願いなどは、園に掲示してもらうのも一つの手ではありますが、他学年の保護者もいる手前、必ず園に了承を得るようにしましょう。
現物を提出してもらう場合は、受け渡しの窓口(対面、園に提出箱を置かせてもらう)など、明確にしておく必要があります。
写真提出のお願いが出来たら、あとは提出されるのを待つだけです。
アルバムを作ろう
ここまで来たら、あとはひたすらアルバム作成に力を入れるだけです。
この作業こそが、アルバム作成の一番の大変なところであると同時に、やりがいのある作業です。
頑張って作ったアルバムの完成品を見ると、感動もひとしおですよ。
アルバムページの作り方(pixlrの使い方)
各家庭に写真をお願いするのと並行して、写真を挿入するテンプレートを作成しておきましょう。
テンプレートを作成しておけば、受け取った写真をどんどん挿入していくことで、ページが完成していきます。
ここからは、無料で画像が加工できるサイト「pixlr」の使い方と共に、ページを作成していきます。
筆者はpixlrを使用しましたが、他にもcanvaなどの無料で画像加工ができるサイトがありますので、ご自身で使いやすいサイトを探してみてもいいと思います。
しまうまプリントフォトブックの公式Xによると、なんとcanva内で卒園アルバム用のテンプレートを公開しているとのこと!
正直、こちらを使用すれば写真を挿入してちょっと変更を加えるだけで完成すると思います(笑)
もっとオリジナリティのあるアルバムを作りたい!という意見があると信じ、1からページを作成する手順をお伝えしたいと思います。
pixlrにはEやXなど、アルファベットの種類がありますが、初心者にオススメなのはシンプルな操作で簡単に画像加工が出来るXです。
試しに、子どもたちの顔と名前がわかる一覧のページを作ってみましょう。
作成順序は以下の通りです。
- 画像サイズの選択
- 背景画像の挿入
- 写真の枠を作成
- 3で作成した枠を人数分コピー
- 写真の挿入
1.画像サイズの選択
pixlrのトップページから新規作成を選択し、画像のサイズを選びます。
ここではA4サイズを例として作成しますので、まず印刷タブを選択し、A4をクリックします。

右側に作成ボタンが表示されていますので、ボタンをクリックすると、画像作成の画面が出てきます。
2.背景画像の挿入
イラストがある背景を選ぶ際は、画像の上部または下部にイラストがある画像を選ぶと、写真のレイアウトがしやすいかと思います。
挿入の仕方は、画面右側のレイヤーの下にある+マークをクリックし、レイヤーの追加から画像を選択します。


A4サイズになるように画像を拡大/縮小してみてください。
画像ではなく、1色の色を背景とする場合は、選択されているレイヤーの下、横長の四角にカーソルを合わせると、「背景」と表示されますので、そちらをクリックします。

カラーチャートが表示されますので、好きな色を選んで適用をクリックすると、指定した色の背景になります。

3.写真の枠を作成
写真枠を作成するには、背景画像を挿入した時同様にレイヤーの追加を選択します。

今回は、画像の隣のフレームを選択します。

フレームをクリックすると左側にメニューが現れますので、形のボタンから好きな形を選びます。
子供の写真ですので、角がある形よりも、やわらかい形を選んだ方がかわいらしい印象になります。
もちろん、キチっとしたアルバムを想定されているかたは、真四角を選んでもらっても構いません。

フレームのサイズを変えるには、トランスフォームボタンを押すとサイズ変更が出来るようになります。
X・Yの数字を変えるとフレームの位置、W・Hの数字を変えるとフレームのサイズが変わります。
フレームをクリックして位置移動することも出来ますが、キッチリ等間隔に配置するにはX軸Y軸を使用した方が簡単ですので、覚えておくと便利です。
1人分の写真枠が出来たら、次は人数分コピーしましょう。
4.3で作成した枠を人数分コピー
写真の挿入箇所のイメージが固まったら、あとは枠を人数分コピーします。

フレームのレイヤーが選択された状態にします。

選択したレイヤーの上で右クリックすると、レイヤーのメニューが表示されます。
ゴミ箱の隣の「レイヤーの複製」を選ぶと

レイヤーがコピーされ、枠が増えました。
※実際は、コピー元の上に重ねられた状態でコピーが作られます。上の画像はわかりやすいように位置をずらした状態です。

作成した枠の位置を変更します。
前述したとおり、Xの数字を変更すると枠が横方向に移動します。
縦方向に移動させたい場合は、Yの数字を変更しましょう。
枠の複製と位置を移動させることで、人数分の写真枠を作ります。

写真枠を配置する際の注意点は、画面サイズギリギリまで写真を入れようとすると、製本した時に見切れてしまう恐れがあるので、余白に余裕を持つことです。
四すみに枠を配置したあとに、一度データ保存し、作成予定のフォトブック作成サイトでどの辺りまで見切れてしまうか確認をすると、最適な余白がどの程度なのか想定できます。
あらかじめ子供の名前も入れておくと、どこに誰を入れるか、写真の受け取り確認など、作成ページを見ればすぐにわかるので便利です。

枠を作成した時同様、レイヤーを追加してからテキストを選択します。
位置を手動で移動させる場合も、中心のガイドラインを表示してくれるのでわかりやすいです。
隣同士が近すぎると、写真の下に入れる子供の名前が読みづらくなるので、こちらも余白を忘れずに。
5.写真の挿入
人数分の枠が出来たら、集まった写真からどんどん挿入していきましょう。

写真の挿入は、枠をクリックして「画像を設定」を選択、パソコン内に保存してある写真を選択するだけです。
ここまでで、背景の挿入から写真の挿入、文字入れまで完了しました。
同じような要領で他のページを作成していけば、アルバムに必要なページが完成してしまいます。
空いたスペースには無料で使える画像サイトから、卒園アルバムの雰囲気にあった画像をダウンロードしてスタンプのように使用すると、ページに彩りが加わりますよ。

ページが完成したら、保存ボタンをクリックして、希望の拡張子で保存します。
しまうまプリントフォトブックで使える拡張子は、JPEG、PNG、HEICとなっています。

pixlrではJPEGがおススメされていますので、そのまま保存すれば大丈夫です。
しまうまフォトブックで製本する
全ページが画像として保存出来ましたら、次はフォトブックのサイトで製本まで進めましょう。
家庭用のフォトブックを作る時は、1ページに複数枚の写真を挿入したりしますが、すでに1ページ1枚のページ画像を作っているため、順番にページ画像を挿入していくだけでアルバムが1冊完成してしまいます。
ページの順番が間違っていないか、見切れる部分に写真や文字がかぶっていないかを必ず確認してください。

青い枠(ブルーマージン)は見切れるラインです。
ここに写真や文字がかからないよう注意してください。
チェックが完了したら、あとは注文数を確認して納品を待つだけ!
しまうまプリントフォトブックのホームページ上に、注文してから発送までの予定日が記載してありますので、納期に間に合うように注文してくださいね。

作成お疲れ様でした。
素敵な卒園アルバムが作れますように。
しまうまプリントフォトブック以外でフォトブックが作成できるのはこちら